今回も羊好きソムリエが羊肉料理とワインのマリアージュについて語ります。シャンパンでおなじみ、シャンパーニュ地方のワインを紹介します。
シャンパーニュ地方について
シャンパーニュ地方はパリから北東約140kmのところにある地域です。元々は古フランス語のCampagne(田舎)に由来する言葉ですが、古くからワインの産地として知られます。
言わずとしれたシャンパーニュ地方のワイン「シャンパン」
シャンパーニュ地方の言わずと知れたワインはシャンパンです。シャンパンは発泡性のワインで、どれかに偏らず数多くの料理と相性がいいのです。
前菜やサラダにももちろん、魚料理、お肉料理さらにはチョコレートなどのデザートにもよく合います。
ラムカツにもシャンパンは合う
実は辛口でスッキリとしたシャンパンは、脂分が多いステーキやカツといった料理を食べた際に本領を発揮します。脂っこくなった口内を辛口のシャンパンがスッキリとさせてくれるのです。
羊肉を使った料理で最近ラムカツがひそかに人気が出てきています。ラムカツはスパイシーなラム肉に衣がついていますので、食べた後は口内が脂やラム肉の味で満たされていますので、冷えたシャンパンを飲んでスッキリとさせたいですね。羊肉は味がスパイシーな分、シャンパンも白よりもロゼの方が相性は良いでしょう。
日本では串カツにビールを合わせるのが定番の一つとなっていますが、ちょっと趣向を凝らしてラムカツとシャンパンを組み合わせてみると、また一味違った夜の楽しみ方ができるのではないでしょうか。